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【膝の再生医療で使われる成分】

膝痛でもっとっも多いのが変形性膝関節症。


ですが、『アボカド』にはそんな摩耗した軟骨を修復する成分が含まれています。


近年、フランスを中心に『アボカドから抽出した成分が、膝や股関節の痛みに効く』という医学論文が相次いで発表されています。


アボカドと大豆の抽出物を2年間摂取した変形性膝関節症の患者さんは、そうでない人と比べ 股関節の軟骨のすり減りが少なかったと報告しています。


週1回以上アボカドを食べた16人の1年平均の軟骨のすり減りは0,21㎜でした。 一方、週に1度もアボカドを食べない43人の平均は0,36㎜でした。


アボカドを食べた人の方が、軟骨がすり減る速度が明らかに遅かったのです。


アボカドには不鹸化物(油脂にアルカリを加えたときに分解されず残る物質)と呼ばれている成分が豊富です。


その成分に含まれる『TGF-β』が、軟骨修復の鍵を握っています TGF-βを簡単に言うと『かさぶた』を作る物質のことです 。


近年、変形性膝関節症の治療では『多血小板血漿(PRP)療法』という、患者さん自身の血液中の成分を利用する再生医療が成果を上げています。


実は、PRP療法の主成分はTGF-β。


つまり、アボカドの成分と同じなのです。


PRP療法は健康保険の適応がなく、治療費が高額ですが、アボカドならスーパーで買えます。


まずは、アボカドから試してみる価値があると言えるでしょう。


なお、アボカドの成分は分子量が小さく、胃腸で分解、消化、再編成されることなく、そのままの形で関節に届きます。


さらに、米国の研究で、アボカドの成分に『COXー2阻害作用』が認められたと報告があります。


COXは、体の組織が傷ついたときに出て、発熱や痛みを引き起こす物質(プロスタグランジン)を作ります。


そこで昔から、COXの働きを阻害する鎮痛薬が用いられていました。


ただし、COXには2種類あり、COX-1を阻害すると、胃が荒れるなどの副作用が生じます。


近年、COX-2だけを阻害し、副作用を抑えた鎮痛薬が登場しています。


こうした最新の鎮痛薬と同じ作用がアボカド成分にあり、『即効的に痛みを和らげる』効果も期待できるわけです。


膝だけでなく、栄養上の利点も多いため、生活習慣病の予防や美容にも役立つと思います。


ただし、カロリーも高めなので、摂取の目安は1日半個にしましょう。


個人差はありますが、アボカドを1日半個食べ続け、2週間ほどで膝の痛みが和らいできたという方は多くいます。



また、アボカドにはオレイン酸が多く含まれるため、善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを減らしてくれる働きがあります。


食物繊維も豊富なため、腸内環境を整え、便秘の解消にも欠かせない存在です。


他にも、血糖値の急激な上昇を防いだり、コレステロールの吸収を妨げる働きもあります。


老化防止、美容にかかせないビタミン類、高血圧やむくみを改善するカリウムも豊富です。


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