足底腱膜炎の整形外科的治療法。
インソール処方は治療選択のひとつであり、ガイドラインにおいてもその効果のエビデンスが確認されています。
特に内側縦アーチサポートがあり、踵部にクッション性の高い素材を使用しているものが推奨されています。
また、症状に応じて約1~3カ月間の夜間装具の使用効果も同様にエビデンスが示されています。
直接的な幹部へのアプローチとして局所へのステロイド注射が称されることもある。
しかし、その効果に比べて感染や色素脱失、脂肪組織の萎縮、末梢神経損傷、足底腱膜断裂などの副作用が起こるリスクが高いため、推奨されていない。
保存療法による効果が見られない場合、手術療法も選択肢の一つとなる。
手術療法の方法は様々ですが、その成功率は90%以上との報告が多い
しかし、アーチが低下している足部に腱膜切除を行うと、より偏平化を促進してしまうため、注意が必要である。

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