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腰痛障害に対する体幹トレーニング 効果とエビデンス 慢性腰痛 ぎっくり腰 スポーツ傷害 腰椎分離症

スポーツ選手における腰部障害としては 椎間板ヘルニアなどの椎間板性の障害 腰椎分離症などの椎間関節の障害 筋・筋膜性の障害 が発生する


これらは腰痛障害のリスクファクターとしては 体幹伸展筋の筋持久力低下や多裂筋の萎縮 腹横筋の活動遅延や随意的に収縮できないといった体幹深部筋の機能低下などが報告されています


また 腰痛者では体幹深部筋の機能能低下に伴い 動作時に表層筋の筋活動が増加するといわれています


これらのリスクファクターは非スポーツ選手が対象ですが スポーツ選手においても多裂筋の横断面積減少や腹横筋の機能低下は腰痛に関連することが示されています


また ゴルフなどの反復運動を行うスポーツでは継続的による腰へ負担がかかるため 体幹筋の筋持久力も腰痛障害に関連します


体幹エクササイズを介入した研究として 腰痛のあるクリケット選手に体幹安定化エクササイズを実施したことで多裂筋の横断面積の増加がみられ 半分の選手で痛みが消失し 新規の腰痛発生者はいなかったと報告されています



その他に 女子体操選手を対象とした介入研究が実施されており その結果 10週間のプレシーズン期間にバックエクステンション サイドブリッジ クランチなどを含む体幹トレーニングを実施した結果 体幹持久力の改善が見られ シーズン中に新たに腰痛を発症した選手はいませんでした


また 女子体操選手にドローインなどの体幹安定化エクササイズを実施した結果 介入群では約半数で痛みが消失し 腰痛を訴える日数が減少したとし 体幹深部筋に刺激を与えるトレーニングを行うことで 腰痛の予防や痛みの減少につながる可能性を示しています


また 中学サッカー選手を対象に体幹安定化エクササイズのみを毎回の練習や試合前に行う介入研究を実施した結果 腰痛の既往歴を有する選手がいたにもかかわらずシーズン中に腰痛を発症した選手はいなかった


練習や試合前に体幹深部筋に刺激を入れることでスポーツ動作中の腰椎や筋への過度な負担の減少 不良姿勢の回避ができ 腰痛障害の予防にもつながったと推察される


 慢性腰痛 ぎっくり腰 スポーツ傷害 腰椎分離症


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