成人で一日に必要な糖は約170g、お茶碗一杯のごはんに含まれる糖は約50g
この計算から、ごはん以外にも含まれる糖を考えると、一日に三回食事を取るだけで糖の取りすぎになってしまう。
ただ、ごはん=炭水化物ではなく、ごはんにはたんぱく質も含まれるため、身体つくりするにあたってそれほど悪ではありません。(量にもよりますが、オートファージーの適性や感想はこのシリーズ最終章で書いていきたいと思います)
糖質の取りすぎによる最大の問題は、糖質が血糖値を急上昇させる点にあります。
また、糖質には中性脂肪に変わりやすいという特性があり、肥満の原因となるだけでなく、肝臓に異常に脂肪がたまる脂肪肝の原因ともなります。
このように血糖値の上げ下げが体の中で激しくなっている人は、内臓器官に過度の負担がかかり、食後すぐ眠くなる、だるくなる、イライラするといった症状をもたらします。
食べ物がそのまま性格にまで影響を与えているということになります。
この様な症状を簡単に回避する方法が、先に述べた【ただ食べない時間を作る】になります。
胃に食事がある時間は2~3時間、脂肪分の多い食事は4~5時間
小腸で5~8時間かけて分解=水分&栄養分の8割を吸収
大腸で水分15~20時間で吸収
余った栄養素=エネルギーを中性脂肪に変え脂肪細胞に蓄える。
肥大化した脂肪細胞は悪玉ホルモンを分泌=高血圧、糖尿病、慢性炎症を引き起こすリスクが上がる。
続く
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