【空腹でがんのリスクを遠ざける】
体内では毎日3000~5000個のがん細胞が生まれています。
普段、人のカラダはがん細胞で傷ついた細胞を、修復機能や免疫機能で発生した
がん細胞を除去していますが、細胞への攻撃が多かったり加齢や免疫機能の低下で
生き残るがん細胞がいます。
このがん細胞に対して、なぜ空腹が予防につながるのかというと、
脂肪を減らし、肥満を解消するからです。
国際がん研究機関によると、腹囲が11cm増えるごとに肥満関連のがんのリスクが
13%上昇されることが分かったそうです。
内臓脂肪があらゆる病気を発症させ、免疫機能を低下させるリスクが高くなります。
日本癌学会の発表では、がんが発生する主要な原因は、たばこ30%、肥満30%です。
最後にものを食べてから10時間ほどたつと、脂肪、特に内臓脂肪の分解が始まります。
まとまった空腹時間を作るということは、がんの予防にも大きく役立つということになります。
空腹によってオートファジーが働くと、がん細胞を発生させる原因の一つ、活性酸素の働きが抑制されます。
ただ、空腹の時間を作る食事法はあくまで予防であり、すでにがんを発症している
という方は、医師の指示に従うようにしてください。
続く。
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