前回書いたブログの続きになります。
体の中に『動かない』が生じる原因はさまざまです。精神的ストレス、近年の異常ともいえる猛暑や気圧の変化など多種多様ですが、いちばん実感しやすいのは疲労でしょう。
運動後に感じる筋肉痛は、筋繊維が傷つき酸素の供給が不足などで引き起こされている筋肉疲労の代表格。これは疲れを実感でき痛みも生じるため分かりやすいと思います。
ですが、そうでない疲労もあります。
たとえばデスクワークを毎日長時間こなしたり、スマホなどで指先を動かすなど続くと、前腕の小さな筋肉が酷使され回復もままならず、最終的には『動かない』状態に陥ります。
この場合は痛みよりも重だるさを感じやすいでしょう。他にも胃腸が疲労すれば働きが鈍りますし、血流が悪くなれば心臓や腎臓に負担がかかり弱っていきます。
これらは、血流やリンパ液の流れが局所的に滞ることで起きる現象です。
しかし部分的な疲労がかなり蓄積したとしても、自覚しにくいうえ、別の病気や不調と診断されることの方が多いでしょう。
さまざまな不調や病気は、どこにあらわれた【動かない】から起こりますが、根本原因まで分からないのが現状です。
その様な不調に対し、解剖学的視点で分析し患者さんのカラダを評価していくのが
我々施術者お仕事になります。
筋肉の血流が悪く発痛物質が溜まりやすい、筋肉が収縮し肋骨を引き下げ呼吸を妨げるなどetc
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