極端な糖質制限を行うことは危険です
BMI30㎏/㎡以上 21人にカロリー制限食を行った場合の心臓の機能の変化を見た研究で(800㎉/日:食事のうち糖質は約60%)
カロリー制限を行った場合の体に起こる変化として 開始後1週間でえ血液中の脂肪酸(中性脂肪が分解されて出てくるもの)が急上昇していました
MRI検査で見てみると 心臓に蓄積する脂肪が44%増加することが分かりました
それと同時に心臓の機能が低下していることも示されました
この心臓への脂肪の蓄積増加理由として考えられているのは 急激に上昇した脂肪酸の影響です
脂肪酸は使用するエネルギーとして糖質がない場合 細胞内で代謝されエネルギーとして使われます
食事制限を行うと不足したエネルギーを補うために体脂肪からより多くの脂肪酸が動員されます この動員は糖質制限食を行うことにより顕著になります
食事改善の初期にやみくもに極端なカロリー制限 糖質制限をおこなうと危険があることを念頭してください
方法を間違えると心臓発作などの可能性もあるのです
このように糖質制限食には血糖値の低下 糖尿病の改善の指標であるヘモグロビンの低下 中性脂肪の低下など様々なメリットが報告されています
ダイエット 糖質制限
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