【筋肉のサシ】認知症予防 筋肉 脂肪 整体
- akagidayo0003
- 3月15日
- 読了時間: 2分
筋肉の量を維持することは生活するうえでも非常に重要ですが
筋肉の質と認知症について 年齢に伴って起こる筋肉の変化は
筋肉量の低下と共に『筋肉組織内の脂肪沈着』があります
筋肉内の脂肪沈着の一番わかりやすいイメージは
若いうちはヒレ肉のような筋肉ですが 年齢を重ねるにつれて霜降りになっていくというものです
筋肉の中に脂肪のサシが入っており 食肉の牛肉では高級なイメージがありますが
健康面で考えると非常に不健康な筋肉です
筋肉内脂肪は筋線維の内側(筋細胞内)と外側(筋細胞外)の両方に蓄積します
健康な筋肉には約1.5%の細胞内脂肪が存在しますが
BMI25以上の人では5%以上に増加します
そして年齢を重ねるとその割合がさらに増加して10%以上占めるようになります
マラソン選手にとっては 筋肉内の脂肪は運動中のエネルギー源として重要ですが
一般人にとっては全く逆の作用を示します
筋肉内の脂肪の蓄積はインスリン感受性を低下させて肥満やメタボの原因になり
慢性の炎症を体内に大きく誘導することにつながります
高齢の男女において筋肉内の脂肪はより速く より大きな認知機能低下の危険因子であることが報告されています
69歳から79歳 約1600人を対象に太ももの筋脂肪を測定したところ
筋肉内脂肪量が増加していた人たちは経過観察の3年後にはすでに認知機能の低下が認められました
経過を追うごとに筋肉内脂肪の多い人と筋肉内脂肪の少ない人では認知機能の差が拡大していきました
この差は既知(きち)の認知症危険因子であるAPOE遺伝子 高血圧 糖尿病などの危険因子の影響を取り除いても 筋肉内脂肪は認知症のリスクを推定する方法として医療機関ではまだ測定されていません
若いころと同じぐらい筋肉があると思っていても 実は筋肉内で 筋肉と脂肪が置き換わっていたら 一見数年前とサイズは変わらないように思えるかもしれません
しかし運動をしていない人であれば確実に脂肪蓄積は増加しています
筋力トレーニングは年齢に伴う筋肉の脂肪化を確実に予防します
我々が認知症予防のために取り組むべきは筋肉内の脂肪を減らすことが理解できれば
筋トレの重要性を再確認してもらえると思います
それほどキツイ筋トレをするわけでもなく 年齢に見合った運動を 楽しく行うことをお勧めいたします。
本日も最後まで読んでいただき ありがとうございます(^^)
認知症予防 筋肉 脂肪 整体

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